打ちやすさ、２倍*。

Karabiner-Elements*をダウンロードします。

＊バックグラウンドでキー入力を監視して置き換えるアプリの代表格です。軽量な動作と安定したサポートから、配列のエミュレーションや独自コマンドの実装などに広く応用されています。

Launchpadから「Karabiner-Elements」「Karabiner-EventViewer」アプリを開き、指示に従って権限を許可します。

＊参考：Installation (Karabiner-Elements)

「Misc」の「Export & Inport」から設定フォルダを開き、

大西配列の設定ファイルをダウンロードして配置します。

「Simple Modifications」にキー変更の一覧が表示されていたら成功です。実際にテキストを入力して確かめてみてください。

＊設定ファイルを置き換えずに、ここで一つひとつ追加していっても結構です。

メニューバーのアイコンからプロフィールを切り替えることで、いつでもQWERTY配列に戻すことができます。

＊Karabiner-Elementsを終了することでもQWERTYに戻ります。システム再起動直後のパスワード入力などはQWERTY配列になっていることに注意してください。

お好みで、キーキャップを貼り替えてもいいでしょう。包丁の刃先などを使い、必ず安全な方法で付け外ししてください。

＊参考：How to Replace keycap Key for Macbook Pro (YouTube)

大西配列のexeファイル*をダウンロードして、ダブルクリックで実行します。実際にテキストを入力して確かめてみてください。

＊これは後述のAutoHotkeyで『大西配列』を読み込んでコンパイルしたものです。起動中にバックグラウンドでキー入力を監視して置き換えますが、それ以上の機能はありません。ダウンロードがブロックされる場合はこちらを参考：“ダウンロードがブロックされるファイル” をダウンロードする方法

スタートアップに追加することでシステムと同時に起動できます。

＊参考：Windows 10 - スタートアップに登録 - 起動時にアプリを自動起動

タスクマネージャーから終了すればQWERTY配列に戻せます。

＊参考：「タスクマネージャー」を起動して「アプリ」を強制終了

さらなるカスタマイズをするには、AutoHotkeyをダウンロードしたうえで大西配列のスクリプトを自由に書き換えて、さきのexeファイルの代わりに実行してください。

＊参考：AutoHotkeyの使い方1-導入から使えるようにするまで-

＊引用元：【Change Key】キーボードの割り当てを変更するソフトの使い方

ほかにも、管理者権限でレジストリを書き換える非常駐型のChangeKeyや、日本語入力時に特別の配列を設定できるDvorakJなど、さまざまな無料ソフトで『大西配列』は実装できます。

＊参考：【配列】大西配列DvorakJ設定ファイル

『大西配列』はローマ字の入力規則に干渉しない純粋な入れ替え配列なので、独立したキーボードのファームウェア側で実装することもできます。キーマップを変更したキーボードを持ち運ぶことで、勤め先や他人のPCでも『大西配列』を使えます。

＊引用元：（初心者編）Remapを使ってキーマップを書き換えよう

自作キーボードの場合、RemapやVIA、QMK ConfiguratorなどのGUI環境を利用するか、ファームウェアを直接編集・ビルドすることでキーマップを自由に書き換えられます。お使いの自作キーボードが対応しているツールで作業を行ってください。

＊引用元：【Win・Mac共有】HHKBキーマップ変更ツールのおすすめカスタマイズを全力解説

既製のキーボードでも、HHKBやRealforceなどの一部モデルには専用のキーマップ変更ソフトが用意されています。お使いのキーボードがキーマップの変更に対応していないか調べてみてください。

＊引用元：Keyboard Quantizer | のぎけす屋

かえうちやKeyboard Quantizerといった、キーボードとPCの間に挟むことでキー入力を変換できる機器も存在します。これに『大西配列』を書き込んで携帯すれば、外部キーボードがUSB接続されているすべての環境に対応できます。